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2022.02.08

スタッフブログ

麻酔前検査の重要性

本日午前は、受付件数が多くなかったにもかかわらず
待ち時間が長くなってしまい申し訳ありませんでした。
検査・処置が続いてなかなか診察が進みませんでした。

麻酔前検査を行ったワンちゃんの胃に
レントゲンで異物が写り
エコー検査でも異物が疑われたため
催吐処置を行いました。
レントゲン所見では「プラスチック片2個と昨夜のフードの残りかな?」
と思っていたのですが

吐き出したものを見てビックリ

胃内容物全てが異物でカーペット繊維などたくさん出てきました。

無事に吐いてくれてよかったよかった、と思っていたら
なんと次のワンちゃんの麻酔前検査でも異物疑い。

この子も吐かせてみると
ビックリするくらい飲み込んでました・・・。


どちらも今まで胃に留まってくれていたから良かったですが
これが何かの拍子で腸に流れてしまったら大変なことになります。

当院は
若い子の去勢・不妊手術でも念の為
万が一の異常と先天的異常を見落とさないように
簡単な血液検査・レントゲン検査・心電図検査をさせていただいております。
若いので何の異常もないことがほとんどで
「ここまでしなくてもいいのかな?」
と思うこともあるのですが、
今日の2件以外にも、今まで
「消しゴムを飲み込んでいた子」
「おもちゃ丸呑みしていた子」
「胆嚢がないことが判明した子」
「肝障害を起こしていた子」
「肝機能の問題が判明した子」
「心奇形が見つかった子」
など、
ごく少数ですが、
「検査しておいて良かった」
と若い症例でも麻酔前検査の重要性を感じる事例があります。
(上記以外にも、気管虚脱はちょこちょこ見つかります。)

本日は午後にもレーズン誤食のワンちゃんが来院し
催吐処置が多い日でした。
(※動物病院あるある:伝染しない病気が伝染する)

誤食にはくれぐれもご注意ください。
・届くところに食べ物や物を置きっぱなしにしない。
・おもちゃをあげっぱなしにしない(遊びの終わりには取り上げる)
・ソファーやカーペットなどかじっていたら早期に対処
 (特にジョイントマット誤食は多いです)
・猫ちゃんは糸・毛糸・紐・ビニール袋の誤食も多いです

昼の手術が終わった後は
近くで迷子のわんちゃんがいると電話があり
慌てて何も持たずに保護に行き噛まれ・・・
(↑今考えると馬鹿な行為)

何かとハプニングの多い日でしたが
迷子のわんちゃんもご家族が見つかって
めでたしめでたしでした。

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